気合い

気合い

こんにちは。 

トータルコーチングプログラムTAO代表の野口達夫です。
 

武道や格闘技の練習中に「気合い入れろ」と言われることがあります。そうすると生徒は、「セイヤ~!」とか「オリャ~!」とか叫ぶ(叫ばされる)わけですが、いったい気合いって何でしょうね。自分の頭で考えてみようと思います。

 

自分の気を合わせる

心理学を学べばすぐに出てくる題材ですが、人間には無意識(潜在意識)と意識(顕在意識)があります。

 

これは言い換えると、自分の中に二人の人間がいるようなもので、この二人が同じ方向に向けて合わさっていないと、自分自身がバラバラになって力は発揮されないわけです。さらに理解すべきは、「無意識の方が意識より、はるかに大きくて強い」ということです。これは気合いを考える際にとても大事な事です。

 

スパーリングの最中に「オッシャ~!」と言いながら、後ずさりしている人を見かけますが、意識は前に出ようとして「オッシャ~!」と言いつつ、無意識が怖気づいているために、どうしても体が逃げてしまいます。

 

そう考えると気合いとは、「戦おうとする無意識と、意識的な行動という、二つの気を合わせること」なのかも知れません。

 

「気合いが入ってないなあ」という人は、「戦いたい」という無意識に、意識的な行動が伴ってないのかも知れませんし、そもそも無意識が「本当はぜんぜん勝利なんか求めていない」「戦いたくない」ということもありえます。

 

いまいちど、自分の心を見直してみると気づくことが沢山あると思います。

 

メンタルトレーニング

 戦いたくない人は戦わなくて良いのですが、スポーツ選手やビジネスマン、さらには何か目標がある人のように、「戦いたい人/戦う必要がある」は、勝利を欲する無意識を作り上げるために、時間をかけてメンタルトレーニングを行う必要があります。

 

私も様々な競技の選手の方々とメンタルトレーニングを学んでいるのですが、彼らは一瞬にして心を戦闘モードにアクセスするスイッチ(ルーティン)も持っています。

 

格闘技などでは、「オリャー!」とか「セイヤー!」などの掛け声がそのスイッチにあたると思うのですが、

何度も言うように、そもそも無意識が戦いたくない人が、「オリャー!」などと言っても、あまり意味が無さそうです。

 

相手と気を合わせる

気合いとは「勝利を欲する無意識と、それを実現するための意識的な行動とが合わさった、今すぐ戦える状態」、

そして気合いを入れるとは掛け声などのルーティンを使って、一瞬で気合いの状態へとアクセスすること」と仮定したら、

今度は相手の気と自分の気を合わせる(対峙させる)ことを考えます。

 

もし、気合いが入った自分と気合が入っていない相手とが対峙したなら、気合いが入った自分の方が優位になりますが、もし自分が気合いが入ってない状態の時に、気合いを入れて来た相手に襲われたなら緊急事態です。

 

その場合はすぐに気合いを入れて、無意識と意識を合わせた状態にアクセスし、逆に相手の無意識と意識はバラして弱体化させたいところです。

 

そこで再び出てくるのが、「掛け声」です。

 

人間は原始時代からの記憶(爆発/噴火など)で、大きい音には一瞬ひるんでしまいがちです。

掛け声を意図的に使うことで自分には気合いを入れることができますが、不意に大きい音を立てられた相手は、一瞬だけ委縮して気合いが解体してしまう可能性があります。

 

襲ってきた相手よりも大きい声を出すことで、相手の方がビックリするような状況を作り出せたら、形勢逆転のチャンス到来です。

 

気合いは奥が深い

気合いについては書けることが沢山あり、長くなってしまうのでまたの機会としますが、勝利を得ようとする無意識に瞬時にアクセスできる能力は身につけておいて絶対に損はありません。

 

トータルコーチングプログラムTAOでは、メンタルトレーニングと体のトレーニングを通じて身につけた「気合い」をビジネスや恋愛などに活かし、望む結果を手に入れられる、強くて自信に満ちた男性/女性作りを行っています。